施工事例

いよいよ準備完了~抗菌と抗ウイルスのフロアコーティング

抗菌、抗ウイルス検討開始

2020年東京オリンピックが開催される喜びを楽しみにしていたこの年、日本にも2020年の3月頃からコロナの恐怖が降りかかってきました。ちょうどその頃、メイプル社ではフロアコーティングにも抗菌や抗ウイルスに対する検討を始めました。

性能を維持しながら葛藤

大手の抗菌剤メーカーとタイアップし、抗菌剤や抗ウイルス剤の添加方法や現商品の意匠性、性能維持を前提に試験を開始しました。抗菌剤は液体の物は少なく、もっぱら粉粒体が多く、これを液体に混合させ、どう撹拌させるか、割合は?など課題は多々ありました。

鉱物は白濁、黄変がつきもの

公的機関にて試験を何度か繰り返す間、時間ばかり経過しました。そう、いい結果が出なかったのです。更に時間が経過したことで、もう一つ重大な課題が立ちはだかりました。抗菌剤は元となる元素は銀や鉛が多いのですが、塗膜を形成後1年以上経過した検体をみると黄変や褐色変していたのです。これは鉱物、独特の色が発生してきたのです。(フローリングの変色に繋がる)

SIAA登録

どうやら抗菌剤メーカーを一から検討することになりそうだとここで気落ちしましたが、もうこうなったら片っ端に抗菌剤を当たるしかないと日々探して探しました。なんと開発に取り組み始めてすでに2年が経過した頃、ようやく現在商品化できた基となる抗菌剤に出会えたのです。その後はSIAA(抗菌製品技術協議会)に登録し、ようやく今に至りました。

更なる安心感を提供

まずはGコートの商品に、抗菌と抗ウイルスを標準化し、フロアコーティングを検討いただいている方々へ、年内に更なる安心安全をお届けできることをお約束いたします。

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