フロアコーティングの普及率は何%?数字と効果を徹底解説

全体でフロアコーティングをする人の割合は2〜3割!

フロアコーティングの施工率は、現在まだ 2〜3割程度と多くはありません。
理由としては、賃貸住宅では自由に施工できないこと、フロアコーティング自体の認知度が低いこと、そして初期費用の負担感が挙げられます。住宅購入に加えて数十万円の追加費用が必要になるため、必要性を感じないまま見送るケースも少なくありません。こうした要因が重なり、普及率が伸びにくい状況にあります。

新築住宅では6割以上が選択!

全体の施工率は2〜3割程度にとどまりますが、新築住宅に絞ると、フロアコーティングを選ぶ人は6〜7割にのぼります。

専門会社が選ばれる理由は、扱うコーティングの種類や性能に精通し、床材に合わせた最適な提案ができること。さらに、床の状態を見極めた下地処理・施工技術・保証内容の手厚さも専門会社ならではの強み。「せっかく施工するなら、きちんと効果が出るものを選びたい」という新築購入者に支持されています。

なぜフロアコーティングは選ばれる?期待できる5つの効果

この章では、フロアコーティングがもたらす主な効果――
「長期的な保護」「美観の向上」「手入れの簡略化」「安全性」「資産価値の維持」について解説します。フロアコーティングが、どのように住まいを守り、日々の暮らしをより快適にするのかを見ていきましょう。

1:傷や汚れからフローリングを長期間保護する

フロアコーティングの大きな効果は、フローリング表面に透明で硬い保護膜をつくり、傷や汚れを防ぐことです。家具の移動でつく傷、おもちゃの落下によるへこみ、ペットの爪跡など、日常で避けられないダメージから床を守ります。

住宅メーカーの保証は「床材の不具合」が対象であり、生活の中で付く傷や汚れは対象外です。フロアコーティングは、その“保証されない部分”を補い、新築時の美しさを長く維持するための予防策として価値があります。

2:美しい光沢で部屋全体の見た目が向上する

フロアコーティングは、床を守るだけでなく部屋全体の印象を変える視覚的な効果があります。
コーティングによる光沢が光を反射し、空間を明るく・広く見せ、木目が際立ち高級感のある仕上がりになります。

また、コーティングの種類によって光沢の度合いを選べるため、
・ピカッとした鏡面仕上げ
・落ち着いた控えめなツヤ
など、インテリアや好みに合わせた選択が可能です。

見た目の満足度が高く、新築の輝きを長くキープできるのが魅力です。

3:撥水・防汚効果で日々のお手入れが格段に楽になる

フロアコーティングを施すと、床の撥水性・撥油性が大幅に向上し、汚れが染み込む前にサッと拭くだけで落とせます。飲み物をこぼしたときや、ペットの粗相・皮脂汚れも水拭きだけでOK。
専用洗剤はいりません。

汚れに強いのに、上品なツヤが続く。
フロアコーティングは、掃除の負担を減らしながら、住まいに高級感ある美しさを保ってくれます。

4:滑り止め効果で子供やペットの転倒を防ぐ

滑り止め効果のあるフロアコーティングなら、転倒リスクを軽減できます。
走り回るお子様や足元が不安な高齢のご家族、そして室内で動きまわるペットにとって、フローリングの滑りやすさは大きな負担。コーティングによって床の摩擦が高まり、滑りにくく安全な住環境をつくれます。

特に犬の場合、滑る床は股関節や膝に負担がかかり、将来のトラブルにつながることも。家族のケガ防止だけでなく、ペットの健康も守ります。

5:床の耐久性を高め、住宅の資産価値を維持する

フロアコーティングは、床を守りながら資産価値を維持するための投資です。
傷や汚れがつきにくくなるため、フローリングの寿命を延ばし、将来的な修繕・張り替えコストを削減できます。
美しい状態を保てることで、売却時の査定にもプラスに働く可能性があります。

フロアコーティングは必要ない?後悔しないためのデメリットと注意点

デメリット1:初期費用が高額になる

フロアコーティングの導入でまず気になるのが初期費用です。床面積やコーティングの種類によっては、数十万円になることもあり、決して小さな出費ではありません。

しかし、この費用は「出費」ではなく「先行投資」として捉える価値があります。
施工することでフローリングの傷や劣化を防ぎ、張り替えや修繕の費用を大幅に削減できます。さらに、日々の掃除が簡単になり、ワックスや洗剤などの消耗品のコストや時間の節約にもつながります。

つまり、目先の金額よりも、長期的な費用対効果が非常に高いのがフロアコーティングの魅力です。

デメリット2:施工後は剥がせない

フロアコーティングは、一度施工すると基本的に剥がせません。やり直しができないため、光沢感や質感を事前にサンプルで確認することが必須です。
長く残るものだからこそ、納得して選ぶことが大切です。

デメリット3:コーティング剤特有の臭いや光沢がある

フロアコーティングの施工中や施工直後は、コーティング剤特有のにおいが発生することがあります。最近の製品は安全基準をクリアしているため、しっかり換気すれば時間とともにほとんど気にならなくなります。小さなお子様やペットがいる場合は、事前に業者へ施工中の過ごし方や換気方法を相談すると安心です。

また、コーティングの種類によっては光沢が強く出る仕上がりになることがあります。空間が明るく見える一方で、好みが分かれるポイントでもあります。最近は、自然なツヤやマット仕上げなど選択肢が豊富なので、気になる方はショールームで実際の質感を見て触れることをおすすめします。理想の仕上がりを確認してから選ぶことで、満足度がぐっと高まります。

フロアコーティングに関するよくある質問(Q&A)

Q.ワックスフリーのフローリングにもコーティングは必要ですか?

A.「ワックスフリー」とは “ワックスがけ不要”という意味で、“フロアコーティングが不要”という意味ではありません。ワックスフリーの床には、製造段階で簡易的な保護膜がついていますが、傷・摩耗・水じみを防ぐほどの強度はありません。

より高い耐久性や防汚性、長期的な美観維持を求めるなら、フロアコーティングの追加施工は有効です。特に、小さなお子様やペットがいるご家庭では、床を守る効果をしっかり実感できます。

Q.自分でDIYすることは可能ですか?

A.市販のDIY用フロアコーティング剤もありますが、仕上がりと耐久性は専門業者との差が大きいのが実情です。

DIYは費用を抑えられる反面、塗りムラ・気泡・ホコリの混入が起こりやすく、均一に仕上げるのは難しい作業です。長期間きれいな状態を保ちたい、失敗したくないという方には、専門業者への依頼が最も安心で確実な選択です。

Q.施工から10年後の床はどうなりますか?

A.品質の高いフロアコーティングは、施工後10年以上にわたり床を保護し続けます。

また、信頼できる専門業者なら10年〜20年の長期保証を用意していることも多く、万が一の不具合にも対応してくれるため安心です。長く快適に使うためにも、保証内容やアフターフォローが充実した業者を選ぶことが重要です。

フロアコーティングの普及率と効果を理解し、自分の家に必要か判断しよう

フロアコーティングは、床を「守りながら整える」選択です。
傷や汚れを防ぐ高い耐久性に加え、美しい光沢で空間全体を明るく見せる効果があります。さらに、撥水・防汚性能により日々の掃除が簡単になり、滑り止め効果によって小さなお子様やペットの転倒リスクを軽減できるなど、生活の質を高めるメリットが多数あります。

その一方で、初期費用がかかることや、一度施工すると原則として剥がせないこと、コーティング剤によっては臭いや光沢が気になる場合があるなど、いくつか理解しておくべき点もあります。

フロアコーティングが必要かどうかは、ライフスタイル(子ども・ペットの有無)、美観へのこだわり、予算によって変わります。本記事が、ご自身の住まいにとって最適な判断をする助けになれば幸いです。