初めてのフロアコーティング:種類選びから業者選定まで

最近、フロアコーティングという言葉をよく耳にしますが、種類も業者も多くて、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、代表的なフロアコーティングの種類を比較しながら、選び方のポイントや信頼できる業者の見極め方についても、わかりやすく解説していきます。

フロアコーティングの種類

まずは、代表的な3種類のフロアコーティングを紹介します。

  • ガラスコーティング(例:プライムコート)
  • シリコンコーティング(例:グリップワン)
  • UVコーティング

それぞれの特徴やおすすめポイントを順番に見ていきましょう。

ガラスコーティング(プライムコート)

特長

ガラスコーティングは、現在もっとも人気が高く、定番ともいえるフロアコーティングです。
傷がつきにくく、汚れもつきにくい自然な仕上がりが魅力で、熱にも強いため、スチーマーやホットカーペットの使用も可能です。傷や汚れに強く、長期的に見てもコストパフォーマンスに優れています。

施工業者によっては、艶あり・艶なしを選べることもあるので、見た目の好みに合わせて選べます。

こんな方におすすめ

  • 小さなお子様がいる方
  • 艶のありなしを選びたい方
  • 傷や汚れに強く、長持ちするコーティングが良い方

シリコンコーティング(グリップワン)

特長

シリコンコーティングは、しっかりとした艶感とグリップ力が特長です。水や油を弾く性質もあるため、普段のお手入れが楽になるのが魅力。
特に水回りやトイレ、洗面所などのクッションフロアにも適しています。
ガラスコーティングにはやや劣りますが、必要十分な耐久性があります

こんな方におすすめ

  • ペットを飼われている方
  • お掃除の手間を減らしたい方

UVコーティング

特長

UVコーティングは、紫外線照射機を使って瞬時に塗膜を硬化させる施工方法です。
塗膜に厚みがあるため、すでに入居済みの床でもムラなく均一に仕上がるのが強み。
また、施工後すぐに入居できるのも大きなメリットです。

光沢は最上級レベルで、ピカピカな高光沢仕上げが好みの方にぴったり。

こんな方におすすめ

  • 高光沢の仕上がりが好きな方
  • すでに入居済みの住宅で施工を考えている方
  • 新築物件ですぐに入居したい方

フロアコーティング比較表

 
種類 光沢 特徴
ガラスコーティング 艶の選択可 傷・汚れ・熱に強い。自然な仕上がり
シリコンコーティング 高光沢 撥水性・グリップ力があり水回りにも強い
UVコーティング 最上級光沢 施工後すぐに入居可。高光沢仕上げ
 

フロアコーティングの選び方

ここからは、実際に選ぶときの比較ポイントを簡単に解説します。

◎ 耐久年数

何年もつかは重要です。引っ越しの予定があるかどうかも考慮すると良いでしょう。

◎ メンテナンス性

掃除のしやすさや撥水性など、普段の生活スタイルに合っているかを確認しましょう。

◎ 見た目の好み

見た目は非常に重要です。一度施工すると簡単には剥がせないため、「艶あり or なし」は慎重に選びましょう。

◎ 安全性

特に小さなお子様やペットがいるご家庭では、滑りにくさや足腰への負担も大切なポイントです。

◎ 価格帯

種類によって価格が異なるため、ご予算に応じて検討しましょう。坪単価だけでなく、追加費用やオプションも要確認です。

業者選びのポイント

フロアコーティングは一度施工するとやり直しが難しいため、業者選びはとても重要です。以下の点をチェックしましょう。

実績・施工事例があるか

施工のBefore/Afterの写真や、実際の事例が掲載されていると安心感があります。
また、お客様の声や口コミ評価もしっかり確認しましょう。

保証があるか

10年保証など、施工後の保証がしっかりしているかどうかも大事な判断基準です。
保証がある=施工に自信がある、という証拠でもあります。トラブル時に追加料金が発生しないかも事前に確認を。

まとめ

フロアコーティングの「おすすめ」は、住まいの状況や家族構成、ライフスタイルによって変わってきます。自分がどこを大事にしたいのかを整理して、複数の業者に相談するのが失敗しないコツです。

少し手間はかかりますが、フロアコーティングは決して安い買い物ではありません。
何度も言いますが、施工後は基本的に剥がせないので、種類も業者も慎重に選びましょう!